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工場・倉庫の「遮断熱塗料」による省エネリフォームの効果

電気料金やガス料金の値上げが続くと、工場や倉庫など大きな建物を所有している事業者への負担が大幅に増えてしまいます。

節電対策にも限界がある中、塗装で省エネ効果が期待できる「遮断熱塗料」が注目されています。
夏の暑さ、冬の寒さに対応できる遮断熱塗料(ハイブリッド塗料)について、その特徴やメリット、実際の省エネ効果や施工費用などについてご紹介します。

目次

1.ハイブリッド遮断熱塗料によるリフォームのメリット

異なる特性を活かしたハイブリッド遮断熱塗料でリフォームすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
塗料の特徴と併せてくわしくご紹介します。

(1)そもそもハイブリッド遮断熱塗料とは

ハイブリッド遮熱塗料とは、「遮熱効果」と「断熱効果」の二つの長所を併せ持つ塗料です。
遮熱塗料といえば、一般的には夏の暑さ対策のために用いられますが、ハイブリッド遮断熱塗料は、断熱効果で冬の光熱費削減や結露防止にも貢献できる点が、大きな特徴のひとつです。

(2)遮断熱塗料のさまざまな効果

遮断熱塗料を使用することで、以下のような効果が期待できます。

① 反射性能+遮断熱性能で夏の暑さと冬の寒さを両方解消

太陽光を約90%反射し、屋根などの表面温度を低減します。
また紫外線による建物の劣化も抑制する効果が期待できます。
アクリル中空ビーズによる断熱効果により熱が伝わるのを大幅に抑制し、遮熱だけではなく冬の温度低下もしにくくします。

② 省エネ効果

遮断熱塗料により、夏は急激な温度上昇を防ぎ、冬は寒さが室内に伝わりにくくなり、室内温度の変化を抑えられることで、光熱費削減につながり省エネ効果が期待できます。

③ 高い伸縮性と密着力による防水機能

伸縮性と密着性が高いため、防水性にも優れています。
200%以上の伸びで温度変化や地震などでの建物揺れ・動きに追随するなど、通常の塗料の約3倍の付着力があります。
高伸縮・高密着で水などが侵入する隙間を作ることなく、ひび割れにも強いため防水性を発揮します。

④ 耐久性能

ハイブリッド遮断熱塗料は、紫外線や塩害、酸性雨、暑さや寒さにも強く耐久性は15年以上です。
一般的に耐久性が強いとされているフッ素塗料の耐久性約15~20年と同等程度です。
JIS促進対候性試験では、4,000時間後に割れや剥がれが起きないことが証明されました。

⑤ 結露抑制効果

室内と外気温との温度差が少なくなることで、結露抑止効果が期待できます。
結露は、壁などで高い温度と低い温度の差が大きくなることで発生しやすいものであるため、アクリル中空ビーズの断熱効果により結露発生を抑制します。

⑥ 防カビ効果

塗料の防カビ、防藻、抗菌性能により菌の発生を防ぎ、長期間にわたり建物の劣化防止に効果を発揮します。

⑦ 汚れ抑制効果

塗装面の汚れ防止機能により、建物の汚れを抑制します。
汚れ防止機能は遮熱や断熱、耐久性能を損なうことなく効果が期待できます。

⑧ 防音効果

断熱効果の高いアクリル中空ビーズで、防音効果が高まります。
温度を伝わりにくくする効果により、音の伝わりも抑制します。

⑨ 環境にやさしい水性塗料で、においも少ない

水性塗料であるため、環境にやさしく、塗料の独特なにおいも気になりません。
施工中でも近隣に迷惑をかける心配がありません。

⑩ シックハウス症候群などの原因物質が基準値以下

ホルムアルデヒドは0.03%以下とシックハウス症候群などの要因となる成分の基準値は大幅に下回り、安心・安全な塗料です。

⑪ 企業のイメージアップ

遮熱だけではなく断熱性能も期待できる塗料を使うことで、省エネ効果にも貢献している環境にやさしい企業イメージにもつながります。
健康にも配慮した安心・安全な塗料であることもアピールできるポイントです。

2.遮断熱塗料による省エネ効果

遮断熱塗料を使うことで、具体的にどのくらいの省エネ効果があるのか見ていきましょう。

(1)遮熱による夏季の省エネ効果

倉庫の折板屋根、約1,200㎡分に塗装した温度変化です。
計測は関東地方で8月(未施工)、9月(施工済)に行ったものです。(外気温はいずれも34℃)

① 屋根温度抑制効果
 屋根の表面温度
未施工屋根(8月)58.5℃
施工屋根(9月)36.5℃
温度差22℃
② 室内温度抑制調整(熱中症抑制効果)
 倉庫内の温度
未施工屋根(8月)31.5℃
施工屋根(9月)27.0℃
温度差4.5℃
③ 空調費削減
 冷房機の台数
未施工屋根4台
施工屋根2台
削減内容年間170万円ほどの電気料金削減

倉庫や工場など屋根からの熱に影響されやすい環境では、遮熱効果により冷房費用を大幅に削減できました。

(2)断熱による冬季の省エネ効果

断熱効果の検証結果と、室内での断熱効果について見ていきましょう。

① 断熱効果(氷による温度差実験)

ハイブリッド塗料を塗装した鉄板と未塗装の鉄板に氷を一定時間放置し、表面温度を比較しました。
塗装済み鉄板の断熱効果により、氷を置いても温度が下がりにくいことが実証されました。

 表面温度
塗装済み鉄板15.8℃
未塗装の鉄板1.8℃
温度差14℃

② 空調費削減効果(冬季のみ抽出)

北海道地域で1月に室内のクロスの上に塗装した際の、暖房によるガス使用量の比較です。
塗料の保温効果により、熱を逃しにくくなりました。

 ガス使用量
未塗装の部屋44㎥
施工の部屋22㎥
削減内容冬季のガス使用量を約半分に削減

③ 結露の発生防止効果

関西地域の工場の内壁に塗装した際の、結露発生についての効果を検証したところ、塗装した室内の鋼製ドアの開閉時の響き音が少なくなり、結露発生も抑えられたとされています。
工場内は、特殊な製造ラインのため高湿度かつ18℃の室温に設定されており、結露が頻繁に発生していたが、塗装後は発生が低下しています。

なお、環境条件もあるため、結露が100%発生しないというものではありません。

3.遮熱断熱塗料による省エネリフォームの費用相場

最後に、遮断熱塗料で省エネリフォームをする際の費用相場をご紹介します。

(1)塗料価格

遮断熱、断熱、遮熱効果のある塗料価格は下記の通りです。

内容費用相場(1㎡あたり)
キルコ(遮断熱)3,200円~4,300円
ガイナ(断熱)3,700円~4,600円
アドグリーンコート(遮熱)3,000円~4,100円
サーモアイSi(遮熱)3,200円~5,100円

(2)部分補修の費用相場

屋根の部分補修を行う場合の費用相場は下記の通りです。

内容費用相場(1坪あたり)
遮断熱塗装10,000円~13,000円
遮熱塗装9,800円~10,000円
断熱塗装10,000円~12,000円
シリコン塗装5,900円~6,300円
※補修内容により費用は変動します。

(3)全体補修の費用相場

全体補修になる場合の費用相場では、上記の塗装費用に加えて、足場代などの費用も想定されます。

内容費用相場(1㎡あたり)
足場費用600円~900円
高圧洗浄100円~300円
シーリング工事600円~1,400円

グリーン購入法と省エネ改正法

グリーン購入法とは、製品やサービスを購入する際に環境を考慮し、環境への負荷ができるだけ少ないものを選び購入することです。
製品を供給する側の企業も環境配慮のものを促す役割があります。

また、省エネ改正法は、非化石エネルギーへの転換や電気需要の最適化、すべてのエネルギー使用の合理化に取り組むものです。
温室効果ガスの削減など企業も個人も地球環境に配慮した取り組みを国が推し進めています。

このような環境に関する法律が推奨されている中で、環境意識の高い事業者は具体的な対策として、遮断熱塗料へのリフォームが注目されています。
遮断熱塗料は、省エネ効果が期待できることはもちろん、紫外線などによる建物劣化を抑制することが期待され、長期間での建物メンテナンスの削減にもつながり、改修コスト削減にも効果的です。

また、地方自治体によっては補助金・助成金の対象となっているケースもあり、事業者の負担が軽減されるメリットとともに、環境への配慮に適応するという企業のイメージアップも期待できるでしょう。

4.まとめ

今回は、倉庫・工事などでの省エネ効果が期待できる遮断熱塗料について、その特徴や施工した際のメリットと具体的な省エネ効果の実証結果、施工費用の目安などについてご紹介しました。

電気代などの光熱費は数年前より値上がりが続き、事業者の負担も大きくなっています。
光熱費削減と環境負荷の低減にも効果のある遮断熱塗装リフォームで、ぜひ省エネ効果を実感してみてはいかがでしょうか。